2019年12月1日大阪にてicom japan のセミナーがありました。200名弱の咬合治療に関心のある先生たちが集まっておりました。
咬合と関係する全身症状についての症例発表や、ブラキシズム(歯ぎしり)と自律神経や、脳中枢の影響をメカニカルMRIなどでわかりやすく講義してもらいました。
顎関節症の方に肩こりや頭痛などが起こる場合が多いのですが、当然関連するということが腑に落ちた1日でした。
icomという団体やその母体となるVieSiDという団体は、全身症状の緩和のために歯科治療を考えているようです。
もともと、シークエンシャル咬合の開発者のDrスロバチェックのご出身のオーストリアでは、医学部の中の1分野として歯科があります。
そのため、医学的に全身に問題が起こる原因を考えたときに、咬合が影響していると考えて咬合の問題を研究しているようです。
日本の場合、歯科的な問題が全身に影響をしていると考えますので、どちらかというと、日本の歯科では全身症状についての関心が低いとおもいます。
セミナー内容などは各項目にも上書きしていこうと思います。